スポンサーサイト

--/--/--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
comment (-) @ スポンサー広告

「言いなり」感想レビュー

2016/03/19
iiinari.jpg



ダリア文庫 2015/11/13発売
丸木 文華 (著), minato.Bob (イラスト)




執着度★★★★★
エロ度★★★★★
甘度★★★★★

大量に買った中で一番最初に読んだ記念すべき一冊。
2015年11月発売なのでかなり最近のものです。

一言で表すなら めっちゃよかった です!!!!!!!!!!


これこれ~!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ずっと求めていた茉莉華さん(丸木先生)のやつ!!!!!!!!!!!!!!
本媒体で買った後に、電子で特別版が出てたのでそっちも買いました。
特別版は剛視点の話が書かれてて、(エロい)ストーリーにより深みがでます。

丸木先生の小説は総じて表紙が書店で買えないハードルの高さ
があるのですけど、minato.Bob さんのイラスト可愛いですね~。
小説のイメージそのままです。

内容(背表紙より)
犬としての幸福があればいい、『ご褒美』で満足だよ――
初対面のときから妙に懐いてきた男・剛に大学生の圭一はうんざりしていた。
野暮ったい外見で場の空気が読めない剛は、圭一に邪険にされてもにこにこ笑っているので、
所属するテニスサークルの仲間にまるで圭一の犬だと陰で揶揄されるほどだ。
ある飲み会で、剛は先輩に媚薬を盛られ、公開自慰を強要される。
周囲が囃したてる中、剛の熱い視線はただまっすぐに圭一に向けられ……!?


向けられ……!?っていうこのよくある 「…?!」っていうの見るとなぜか笑って
しまうのは私だけ…?!

それはいいんですけど、どのマンガでも小説でも、なんでもそうなんだけど、
載ってるあらすじとか見て想像した内容と、本当の内容が当っていたことが
一度もない。あらすじってそこを読んで判断しちゃうから、すごい重要なのに
割と適当に作られてる時があって悲しい気持になるときあるよね。
関係ない話だけど。

以下ネタバレ含む感想です。
異常執着愛S攻め&無自覚系淫乱超モテ(ただし男に限る)キュート受け。
いじめっ子&いじめられっ子。加害者&被害者。
が丸木さんの作品の醍醐味で、そこが最高にツボなんですけど(BLゲームのシナリオもそう)
「言いなり」はそれがガンガンに出てました。

主人公の圭一(受)は今風でチャラくてノリが軽い大学生なんですが、
過去にいじめられた経験があり、それを払しょくしたくて自分を変えた人間。
大学で出会ったダサいモサ男・剛(攻)にめっちゃ懐かれて、鬱陶しがいながらも
犬みたいにコキ使って、でも剛は全くそれを気にしない。それどころか自ら犬になりたい
とか言い出す。一体なぜ剛は、馬鹿にされても蔑まれても、圭一に執着するのか…

「なぜ圭一に執着するのか」っていう所がちょっとミステリー要素も含んでて、
読んでて止まらなくなります。

過去にいじめられ経験のある圭一の、自分を変えたい・でも過去のトラウマを全然乗り越え
られない。だから自分を飾る。鎧を着る。弱い人間がいじめられない為にはいじめをする側に
回るしかない。でも本当は弱くて暗くて、いじめられっ子な自分。

丸木先生は本当にいじめっ子&いじめられっ子の心理を分りすぎててすごい。笑

いじめられ経験だけならまだしも、そのいじめから守ってくれた男子と関係を
結んでしまい(無理やりではない)、それがいじめよりも強烈なトラウマになっている圭一。

過去に圭一をいじめていた主犯の不良男子・そのいじめから圭一を守りつつ関係を結んだ優等生男子。
現在と過去を行ったり来たりでストーリーが進む。

そうこうしているうちに、剛ともなしくずしに関係を持つことに。
でもあくまで剛は圭一に優しくて、自分は圭一のいう事ならなんでも聞くと譲らない。

そのうちどんどん肉体的にも精神的にも浸食されていく圭一。
優しく優しく圭一を愛しながら、圭一も剛に依存していって

剛は実は昔圭一をいじめていた主犯の不良男子で、圭一の転校で別れた後も、
ずっと圭一を追いかけていて5年という歳月をかけて、わざと別人のようになって
大学での再会を果たしていたんですね。

途中で圭一にビフォーアフターされて、剛はイケメンになります。笑
っていうかそもそもイケメンだったのを、圭一に正体がばれないようにするため
だけにダサ男になっていたのが理由だったと。
さらに圭一に正体がばれてからは、ダサ男になる意味はもうなかったので
イケメンとして普通に登場します。イラストも相まって超カッコイイ。
もっと見たかったな。

徐々に立場は逆転していって、最後は剛の言うままに
サークルもやめて、服も髪の毛も地味にして、どんな自分でも
全てを愛してくれる剛との倒錯的な日々に溺れる圭一。

結局「言いなり」になったのはどちらなのか…。

という小説です。やー素晴らしい。
結局人間根本的なものは変われないし、そうやって生きるのは
悪いことではないけれど、

「俺はどんなケイ君だって好きだから、何があっても傍にいるから、
ケイ君がケイ君でいられるようになってよ」

圭一を思ってのセリフのようですが、その実、昔の自分が愛した圭一に
引きずり戻した上にさらに沈めるという意味もあってのうえで言ってる所が…。
痺れますね~。

すごい執着!!!!!!!!愛ダネ=☆

圭一をいじめていた時に、携帯でとった全裸写真を
画面舐めながらずっとオナってたというセリフも
剛の狂気を引き立てて素晴らしい。

執着Sだけど、始終圭一には甘くて大切にしまくっているので、
そういうのが好きな方は是非!
comment (0) @ 丸木文華作品
mother 感想レビュー | 揺時まんが

comment

コメントを送る。

URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。